玖臺寺は、第二次大戦により、山門、本堂をはじめ伽藍を焼失しました。
第二十七世住職天陽文隆和尚と檀家の皆様のご協力により諸堂が整備再建されております。
本堂
本堂では、日々のお勤めの他、お寺の大切な行持やお檀家の皆様の法要などでもご利用いただくことができます。
鉄筋コンクリート造りの広い本堂で、中には位牌堂があります。
玖臺寺は、第二次大戦により、山門、本堂をはじめ伽藍を焼失しました。
第二十七世住職天陽文隆和尚と檀家の皆様のご協力により諸堂が整備再建されております。
本堂では、日々のお勤めの他、お寺の大切な行持やお檀家の皆様の法要などでもご利用いただくことができます。
鉄筋コンクリート造りの広い本堂で、中には位牌堂があります。
戦後の木造建築物としては全国有数の規模の建物です。書院1階には鳳凰の、2階には花鳥の見事な欄間が奉安されております。また2階には、十一面千手観世音菩薩像がお祀りされています。
二十三夜尊とは月待ちの信仰で、勢至菩薩様のもと、二十三夜の月を待ってお祈りをします。勢至菩薩様は、一周忌の仏様であり、午年の守り本尊です。本堂南側にございます。
安良川出身の日本画家、小林寒林(1814-1887)の顕彰碑。没後8年に小林家の墓所に建てられ、近年現在の場所に移設された。寒林は椿椿山に南画を学び、山水画を得意とした。顕彰碑には、寒林と妻の来歴、明治17年に山水画を皇居に献じ天皇から墨を賜ったこと、県より画家に対する褒章を受けたこと、同19年には東洋絵画共進会で二等の褒章を受けたことなどの記述があり、寒林についての文書資料が限られている中で貴重な史料となっている。
顕彰碑は玖台寺と川崎大師の二基のみ確認されているが、この碑は地元にあるという点で貴重である。境内書院前に位置している。
平成18年8月14日 高萩市指定史跡に指定
平成11年に建立された、愛知県の石田栄一氏による手彫りのお地蔵様です。
オン カァカァ カビサマンエー ソワカ
「私はニコニコとして腹を立てませんように」と、21回お唱えして下さい。お地蔵様は、六道(左から、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上道)をそれぞれお守りになるお方で、一人一人持ち物が違っています。毎年5月には、地蔵講も行っております。
六地蔵堂の御屋根に注目してください。この瓦は、本葺きと言って沖縄の「守禮門」と同じ手法で、他でははなかなか見られない珍しいものです。
当山境内に奉安されています「忠魂塔」(観音様)は、日清、日露の戦で戦士をなされた英霊のご供養塔です。
また、当山で唯一戦火をまぬがれたのが、この忠魂塔でした。
玖台寺の庫裏です。書院正面・本堂向かって左手にございます。
玖台寺の庫裏です。書院正面・本堂向かって左手にございます。